ポゼショシズム/ゲーム進行

このTRPGは、「開幕シーン」→「準備シーン」→「戦闘シーン」→「結末シーン」の順番に進行します。

開幕シーン

このシーンでは、PCたちが事件に関わる動機が描写されます。
このゲームの舞台は現代の地球におけるどこかの都市ですが、幽霊や悪魔、妖怪などが実在する世界でもあります。
敵も自ずとそういった存在となるでしょう。
準備シーンに移行する前に、必ず山札から『最初から持っているマインドピース』を抜き出して捨札に加え、2つの山札を混ぜた上でシャッフルしてください。

準備シーン

このシーンでは、来たるべき敵との戦いに備えて2つの行動を行います。
主に交霊術師が行う「調査」と、主に憑依霊が行う「調整」です。
「調査」と「調整」は、順番は自由ですがお互い3回ずつしか行うことができません。
調査
調査は交霊術師、または「エクトプラズム」のスキルを持った生霊のキャラクターが行うことのできる行動です。
調査とは、PCが関わることになった事件の犯人について調べる行動です。
調査は1D6で出た目に応じたステータスを使用し、行為判定を行って目標値7以上を出したら成功します。行為判定の方法は、「判定方法」を参照してください。
調査に成功すると、次の2つのうち1つを得ることができます。
このとき、既に手に入れているものは複数選ぶことはできません。
正体……犯人の正体についての情報です。名前やキャラクターとしての種別がわかります。
居場所……犯人が潜んでいる場所を知ることができます。
3サイクル目終了時に「正体」と「居場所」両方を調べることに成功していれば、ペナルティなしで「戦闘シーン」へ移行することができます。
調整
調整は憑依霊、または「調達」のスキルを持ったリアリストのキャラクターが行うことのできる行動です。
調整とは憑依霊が自らの霊気を調整し、戦闘時に交霊術師に対して助けとなる行動を起こせるように準備することです。
調整は1D6で出た目に応じたステータスを使用し、行為判定を行って目標値7以上を出したら成功します。行為判定の方法は、「判定方法」を参照してください。
調整に成功すると、事前にシャッフルされた山札の一番上から3枚のトランプを抜き出して公開してください。
その後、公開された3枚のトランプの中から好きな数だけ選んで捨札に加えてください。

戦闘シーン

戦闘シーンでは、事件を起こしている犯人との直接対決を行います。
詳しい戦闘の流れは「戦闘ルール」を参照してください。
戦闘シーン突入時、「正体」と「居場所」のうち1つでも調べることができていなければPCは準備不足としてペナルティが課せられます。
ペナルティの内容は次のうちいずれか1つです。
1.1ラウンド目のセットアッププロセス開始時に[1D4+1]のダメージを受ける。
2.戦闘開始時に手札に加えられるマインドピースが『最初から持っているマインドピース』に加えて1枚のみとなる。
3.1ラウンド目のセットアッププロセス開始時、エネミーが強度1の《無敵》を得る。
4.1ラウンド目のセットアッププロセス開始時にPCは強度1の《毒》を受ける。

結末シーン

戦闘シーン終了後、事件後におけるPCたちの後日談を描写します。
この後日談は戦闘シーン直後の様子でも、戦闘シーンからしばらく経ってからの描写でも構いません。
戦闘シーンでPCたちが勝利していれば目的は果たされたものとして描写するといいでしょう。
戦闘シーンでPCたちが敗北していれば、犯人を取り逃したものとして後味が悪い描写となるでしょう。

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