Fate/IRC改/マスタークラス

このページは本TRPGで使用されるスキルの一覧です。
基本的にサーヴァントやマスターのスキルはこの一覧にあるものから名前を変えつつ使用されますが、GMの判断でオリジナルのスキルを作成しても構いません。
ステータスが上昇するスキルは基本的に使用したタイミングのみ効果が現れます。また、ステータスの上限は100です。
ステータスが減少するスキルも基本的に使用したタイミングのみ効果が現れます。また、下限は0です(特記されているものは除く)。
全てのスキルは一つのタイミングで同じ効果のものは1回しか使えません。
ただし、ターン開始時に発動するスキルやマイナススキルはこの制限に含めません。
1度の戦闘シーン中、キャラクター1体に対しスキル・宝具によって1つのステータスを増減できる数値は「±30」までです。
例えば、セットアップフェイズでステータスを+20した場合、以降のセレクトフェイズではそのキャラクターは+10までしかステータスを増加できません。
ただし、同じくセットアップフェイズでステータスを+20したキャラクターのステータスを低下させる場合、「-50」まで減少させることができます(合計で-30となるため)。
この処理は、令呪によるステータス増減及び戦闘外で発生しているステータスの増減は含みません。
また、ステータスは令呪以外のあらゆる方法で100を超えません(戦力そのものは100を超える点に注意してください)。
一度のタイミングで使用できるスキルの種類は同盟内全体で2種類までです。
バトルフェイズで使用するスキルのうち、「優勢」「劣勢」タグの付いているスキルは1つの同盟内でいずれか1つまでしか同時に使用することはできません。
キャラクターに乗っているカウンターは、乗せた本人じゃなくても該当スキルを持っていれば消費が可能です。
カウンターについての説明は別ファイル「Fate/IRC改 カウンター一覧.txt」を参照してください。
スキルの取得制限
「重複取得可能」と記載されているスキル以外のスキルは重複して取得することはできません。
ただしマスターとサーヴァントは、明記されていない限りそれぞれの間で同じ効果のスキルを取得できます。
なお、同じ効果のクラススキルは1つの陣営で1つまでとなります。
追加キャラクターは召喚者及び召喚者が同じ追加キャラクターとの間で同じスキルを重複して取得することはできません。
また、異なるスキルであっても同じステータスを増減させるスキルは1つのキャラクター(追加キャラクター含む)につき2つまで、陣営全体で3つまでとします。
この際、増加させるスキルと減少させるスキルはどちらも「同じステータスを増減させるスキル」としてまとめます(【筋力】を増やすスキルと【筋力】を減らすスキルは1キャラクターにつき合わせて2つまでしか取得できません)。
増減させるステータスが複数存在するスキルは、その組み合わせで「同じステータスを増減させるスキル」として扱います。
タグに「キャントリップ」と記載されたスキルはマスターまたはサーヴァントのみが取得でき、それぞれ1つまでしか取得できません。
スキルの記入について
「キャラクターシート作成時、ステータスを選択する。」等と記載されているスキルは適宜文章を省略して効果を記入して構いません。
スキル名も自由に変えて構いませんが、元々のスキル名を併記してください。
例1
【名前】怪力(ステータスアップ)
【タイミング】セレクト
【タグ】バフ
【効果】自身の【筋力】を+20。
【技能点】1
例2
【名前】勝利の予言
【タイミング】セットアップ
【タグ】-
【効果】【筋力】【耐久】のうちいずれかを宣言する。
戦闘中、そのステータスで比較に勝利した場合自陣営の勝率を+30%する。
ただし、そのステータスで比較に敗北した場合は自陣営の勝率を-15%する。
【技能点】1
スキルテンプレート
【名前】
【タイミング】
【タグ】
【効果】
【技能点】

スキル一覧の読み方
名前←スキルの名前です。元の名前がわかるようにすれば自由に変更して構いません。
タイミング←スキルを使用することができるタイミングです。
タグ←スキルの分類です。バフ、デバフなどは増減可能な数値に限界があります。
効果文←スキルの効果です。
技能点←スキルを取得するために必要な技能点です。
X/シナリオ←聖杯戦争中にスキルを使用できる回数です。
X/戦闘←1回の戦闘シーン中にスキルを使用できる回数です。
X/ターン←1ターン中にスキルを使用できる回数です。

マスタークラスはマスタースキルとの選択ルールです。
予め決められたルールに従い、マスタークラスかマスタースキルを選択してください。
マスタークラスは聖杯戦争に参加するマスターの立場を表したものです。
キャラクター作成時はできる限り、マスタークラスに沿ったキャラクター設定で参加してください。
ただし、GMの許可を得た場合はその限りではありません。
なお、一部のマスタークラスには聖杯戦争中に配役される数に制限があります。
GMは聖杯戦争の開始前に、サーヴァントクラスと同様にクラス希望を募り、制限を超えないように割り振ってください。

【クラス名】外来魔術師
【制限】なし
【クラススキル】独自魔術
【タイミング】リザルト
【タグ】バフ
【効果】キャラクターシート作成時、ステータスを1つ選択する。
自陣営メインの選択した【ステータス】+30。
【解説】貴方は聖杯戦争の開催地の外からやってきた魔術師だ。
貴方には代々伝わる魔術という武器がある。

【クラス名】土着魔術師
【制限】なし
【クラススキル】土地理解
【タイミング】探索
【タグ】移動
【効果】全陣営のダイス目が公開された後、遭遇決定ダイスを±1の範囲内でずらすことができる。3/シナリオ
【解説】貴方は聖杯戦争の開催地で代々魔術師を引き継いできた。
土地には慣れている。
【クラス名】巻き込まれ
【制限】2組/聖杯戦争
【クラススキル】数奇な運命
【タイミング】準備判定、バトル
【タグ】バフ(バトルフェイズ時)
【効果】準備判定時、自陣営の礼装作成成功率を+10し、自陣営の優先権を+10する。
また、バトルフェイズ時に自陣営の勝率を+5%し、戦闘敗北後、1d100で95以上が出たらその戦闘で勝利扱いとなる。
なお、「主人公補正」を持っている場合はこのスキルと主人公補正を上書きして1d100で85以上が出たらその戦闘で勝利扱いとなる。
【解説】貴方は聖杯戦争の存在を知らない……少なくとも、ここで開催されることは知らなかった。
しかし、それに巻き込まれた貴方は奇妙な運を持っている。

【クラス名】セカンドオーナー
【制限】1組/聖杯戦争
【クラススキル】大地主
【タイミング】常時、探索
【タグ】移動
【効果】「黄金率カウンター」を3個得る。
また、全陣営のダイス目が公開された後、自陣営以外の陣営を1組選び遭遇決定ダイスを±1の範囲内でずらすことができる。2/シナリオ
【解説】貴方は聖杯戦争の土地を魔術的に管理する大地主だ。
その財力によって他の参加者を裏で誘導することも難しくないだろう。

【クラス名】監督役
【制限】1組/聖杯戦争
【クラススキル】監督特権
【タイミング】任意
【タグ】-
【効果】自身が確認済みの陣営1組を選び、討伐令を1回分出すことができる。1/シナリオ
ただし、その陣営がまだ討伐令を受けていない場合、自身も討伐令を1回分受ける。
【解説】貴方は聖杯戦争を監視する監督役だ。
その権力で他の陣営に討伐令を出すことができる。
【クラス名】聖杯の器
【制限】1組/聖杯戦争
【クラススキル】無尽の魔力
【タイミング】常時
【タグ】-
【効果】毎ターン開始時MPが1増加する。
ただし、全体の半数(切り捨て)が脱落したとき自身は戦闘には「メイン」「サブ」では参加することができなくなる(「その他」は可能)。
【解説】貴方は聖杯の器として選ばれた存在だ。
内部からは膨大な魔力を得られるが、サーヴァントの魔力を回収すると人体の機能が失われる。

【クラス名】黒幕
【制限】1組/聖杯戦争
【クラススキル】ラスボス補正
【タイミング】セットアップ
【タグ】バフ
【効果】自陣営のメインの全ステータスを+10する。また、この戦闘シーン中自陣営はデバフを1回無効にする。
ただし戦闘勝利後、1d100で80以上が出たらその戦闘で敗北扱いとなる。
もしもサーヴァントが「番人」を持っていた場合、このスキルと「番人」両方を上書きし80ではなく60で敗北となる。
【解説】貴方は今回の聖杯戦争を裏で操る黒幕だ。

【クラス名】伝承保菌者
【制限】なし
【クラススキル】宝具所有
【タイミング】常時
【タグ】-
【効果】キャラクター作成時宝具を1つだけ作成でき、宝具にステータスポイントを割り振ることができるようになる。
また、キャラクター作成時の【宝具】に+10する。
【解説】ゴッズホルダー。
貴方は代々英霊の持つ宝具、あるいはそれに匹敵するものを継承してきた。

【クラス名】傭兵
【制限】なし
【クラススキル】雇用関係
【タイミング】シナリオ開始時
【タグ】-
【効果】シナリオ開始時、このスキルを開示する。
自身はマスタークラスが傭兵以外の陣営1組と、最初から同盟を結ぶことができる。
このとき、全陣営が見学可能な遭遇シーンとして交渉を行うことができる。
ただし、自身は聖杯戦争中裏切ることができず、聖杯戦争に参加する陣営が自身と最初に同盟を結んだ相手のみとなったとき、同盟は自動的に解消される。
【解説】貴方は傭兵として他の参加者と共に戦う。
【クラス名】挑戦者
【制限】なし
【クラススキル】矢文
【タイミング】行動シーン
【タグ】-
【効果】行動シーンで、「矢文」を送ることができる。
ただし、矢文を送った場合このターン自陣営は行動シーンで他に行動をすることができない。
矢文を送る場合、遭遇済みの陣営1組と数字を1つ選択する。
このターン探索シーンでその陣営が選択された数字を出した場合、自陣営が選択した陣営に対して決闘を申し込んだ際、自動的に決闘は成立する。
【解説】貴方は自身の経歴に箔をつけるために聖杯戦争に参加した。
戦いには積極的に関わる意思を保つ。
【クラス名】タッグ参戦
【制限】なし
【クラススキル】パートナー
【タイミング】シナリオ開始時
【タグ】-
【効果】ステータスポイント100の『追加キャラクター』を召喚する。
また、自陣営の初期MPと最大値MPを+1する。
【解説】貴方は相棒を引き連れてこの聖杯戦争に参戦した。
【クラス名】起源覚醒者
【制限】なし
【クラススキル】起源の力
【タイミング】キャラクター作成時、ターン終了時
【タグ】-
【効果】キャラクターシート作成時、ステータスを1つ選択する。
自身の【選択したステータス】を常に+30する。
シナリオ開始以降毎ターンの終了時、1d100を振り、25以下の場合選択したステータスを除くいずれかのステータスがランダムで0となる。
ランダムで選ばれるステータスは1d6で決定し、ステータスと各数字の組み合わせは次のように対応する。
1:【筋力】/2:【耐久】/3:【敏捷】/4:【魔力】/5:【幸運】/6:【宝具】
このとき、このスキルで選ばれたステータスは上記の組み合わせから除外され、空いた数字に【機先】が入る。
既に0のステータスが選ばれた場合、何も起こらない。
【解説】根源の渦から生じた混沌とした衝動、貴方はそれを理解してしまっている。
強大な力を持つがその精神には異常が発生しているようだ。
【クラス名】お尋ね者
【制限】なし
【クラススキル】指名手配
【タイミング】シナリオ開始時
【タグ】-
【効果】シナリオ開始時、このスキルを開示する。
自身は1回分の討伐令を受け、以下の礼装を手に入れる。
「お守り」3個、「魔石」1個、「偵察使い魔」3個、「武器」2個
【解説】貴方は過去に大きな事件を起こし、あるいは冤罪で指名手配されている。
自分の武器は、そのときに手に入れた魔術礼装だ。
【クラス名】乱入者
【制限】1組/聖杯戦争
【クラススキル】無法の挑戦者
【タイミング】キャラクターシート作成時
【タグ】-
【効果】キャラクターシート作成時、自身とサーヴァントは「高負荷」を取得することができない。
また、サーヴァントクラスは自由なものを選択することができる(他の陣営と重複しうる)。
自陣営は令呪が0画の状態で聖杯戦争に参加する。自身は追加のスキル数を2つと技能点を4点得る。
この効果で得た技能点は追加のスキル数として得たスキルのみに使用できる。
この効果で得たスキルはあらゆる効果で無効化されない。
また、味方陣営に黒星が1つもない場合、シナリオ中1度だけ逃走判定が自動的に成功する。
【解説】貴方はこの聖杯戦争の直接の参加者ではない。
何らかの手段で聖杯戦争の外でサーヴァントを召喚し、この聖杯戦争に介入した乱入者である。
【クラス名】デミ・サーヴァント
【制限】なし
【クラススキル】憑依継承
【タイミング】キャラクターシート作成時
【タグ】-
【効果】キャラクターシート作成時、自身とサーヴァントは「高負荷」を取得することができない。
自陣営は令呪が0画の状態で聖杯戦争に参加する。
キャラクターシート作成時、マスター作成ルールを使用せずにキャラクターを作成する。
自身をデミ・サーヴァント作成ルールを用いて作成されたサーヴァントとして扱う。
また、味方陣営に黒星が1つもない場合、シナリオ中1度だけ逃走判定が自動的に成功する。
【解説】貴方は英霊を憑依させて戦うデミ・サーヴァントだ。
英霊の力を持つ特殊な人間として聖杯戦争に参加している。
【クラス名】サーヴァントカード
【制限】なし
【クラススキル】夢幻召喚
【タイミング】任意
【タグ】-
【効果】このクラスを選択した場合、自身のステータスポイント合計は200として扱い、自動的にレベル10、【機先】を含む全ステータスが10、魔術回路が7となる。
キャラクター作成時、追加でサーヴァントを作成する。このサーヴァントは追加キャラクターとして扱わず、ステータスポイントに関わらずプラススキルもマイナススキルも持たない。
自身はMPを規定の値だけ消費することでターン終了時まで、追加で作成されたサーヴァントに変更される。
このスキルを使用するために必要なMPは、追加で作成されたサーヴァントのステータスポイントによって決まる。
200=MP2、250=MP3、280=MP4、310=MP5
【解説】貴方はひょんなことから……あるいは自らの技術でサーヴァントカードを手に入れた。
莫大な魔力を必要とするが、これを使えばサーヴァントに匹敵する力を得られるだろう。
注釈:Fate/Apocryphaのジークのような存在もこれで再現してください。
【クラス名】英霊憑依
【制限】なし
【クラススキル】暴走
【タイミング】キャラクターシート作成時
【タグ】-
【効果】キャラクターシート作成時、マスターのレベル及び全ステータスを全て半分(一の位を切り捨て)とし、サーヴァントに加算する。
更にサーヴァントはマスターの【魔術回路】で導き出されるMPと追加のスキル数を2つ得る。
このとき、マスターが持つ予定のプラススキルとマイナススキルはサーヴァントが取得する。
ただし、マスターは常に不在のものとして扱い、サーヴァントのアライメント属性はマスターのものを使用する。
聖杯戦争開始後3ターン後の終了時から毎ターンの終了時に自身のMPを-2する。
令呪は3画所持し、自身に使用することができる。
【解説】貴方は英霊を憑依させている。ただし、デミ・サーヴァントのような調整はされていない。
すなわち、暴走する力で暴れまわる台風のような存在となっている。

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